北京市房山区と大興区で6月30日早朝4時、大きな雹が突然降り出し、田畑や果樹などに大きな被害が出た。長年梨を育ててきた農家は、北京でこれほど大きな雹が降ったのは40年ぶりだと話す。
多くの目撃者によると、アヒルの卵ほどの大きさの雹が約30分にわたって降ったという。房山区の70歳の農家・高振宗さんは、北京でこれほど大きな雹が降ったのは40年前の1975年以来だと言う。しかも雹が30分も降り続けるこんな異常気象に遭遇したのはその時以来と話す。
高さんは、今年は果樹園に保険をかけていなかったことを後悔している。損失は大きいという。
中国のメディアによると、今回被害が最もひどかったのは房山区トウ店村で、同村の住民によると、飼っていたニワトリやガチョウが雹に当たって死んだり怪我をしたりしたという。
また、房山区城関村などでは車の窓ガラスやスカイルーフを雹が貫通するなどの被害も出ている。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2016/06/30/a1273969.html(中国語)
(翻訳/白白)